髪の毛が増えたあと薄毛対策をやめたらどうなるのか?

薄毛対策には主に、
①薄毛を改善させるためのもの
②髪の毛を維持させるもの
の二つがあります。
①と②どちらが難しいのかと言えば、当然髪の毛を生やす必要のある①になりますし、巷に溢れている薄毛に関する情報も①に関するものがほとんどです。
しかし、①と②では、その薄毛対策期間が圧倒的に長くなるのは②の方になります。
どのくらいの長さになるのかというと、薄毛である自分を受け入れるまで続ける必要があるので、人によっては十数年以上になるかもしれません。
では、それを途中でやめてしまったら、一体どうなってしまうのか?
ここでは、私自身の経験も交えながら話して行きたいと思います。
目次
薄毛対策をやめてしまったら?
男性の薄毛は大抵AGA(男性型脱毛症)によるものなのですが、忘れてはいけないことは、AGAは進行性の脱毛症だということです。
そして、今行われているAGA治療は薄毛を治す為のものではなくて、改善させる為のものになります。
なので、AGA治療によって表面上は髪の毛が増えたり、それを維持できてたとしても、AGAの原因自体は進行していってます。
私自身、『髪の毛を増やして薄毛に戻って』を何度か繰り返した経験があるのですが、薄毛に戻る度に、薄毛はどんどんヒドくなっていきました。
最後薄毛になったときは、ハミルトンノーウッド分類(高島分類)で例えると、Ⅲ型(vertex型)からⅣ型に移行しているくらいまで薄毛が進行していたので、医学の進歩がなければそのハゲ頭で過ごさなければなりませんてした。
正直、今考えてもゾーッとしてしまいます。
今もしフィナステリド等を利用して長い期間髪の毛を維持できてる人も、服用をやめてしまうとビックリするくらいの薄毛になってしまうかもしれません。
あなたが年齢も年齢だし、もうそろそろ薄毛対策をやめようかなと考えているとしたら、結構な薄毛になるかもしれないということを覚悟しておいたほうが良いかもしれません。
途中で薄毛対策が効かなくなることも・・
また、今は薄毛対策をして髪の毛を維持できてたとしても、いつのまにかその効果が薄れてくるなんて事もあります。
なぜなら、先ほども話したとおりAGAは進行性の脱毛症であり、今行われているAGAの治療は、治す為のものではないからです。
髪の毛を維持できてる時も、AGAの原因自体は進行していってます。
それが進めば進むほど、髪の毛を維持させるのも困難になるかもしれないので、人によっては今まで通りの薄毛対策をしているのに、再び薄毛になるなんてことも十分にあり得ます。
AGAの進行を遅らせるには?
しかし、今の薄毛対策が、AGAを治すためのものでない以上、こればかりは仕方ありません。
それに、今までと同じ生活をしていても体は衰えていくだけなのに、髪の毛だけは維持したいなんて虫のいい話のようにも思います。
人は年を重ねていけばいくほど楽をしたがりますし、学生時代と違い自発的に運動もしないといけないので、運動不足にもなりがちです。
他にも
・ストレス
・偏食
・暴飲暴食
・睡眠不足
など、不規則や健康的でない生活を送ってしまいがちになり、それは当然髪の毛にとってもよくありません。
今現在、健康的な生活を送っているのだとしたら別ですが、もしそうでないならば、心身共に今よりも健康な状態になれたなら、AGAの予防にも役立つこと間違いありません。
これからは薬を飲んだり頭皮に塗ったりするような薄毛対策を行うだけでなく、ブラス健康的な生活も送るように心掛けてみてください。
最後に
薄毛対策も維持・予防の段階に入ると、髪の毛はもうすでに改善しているわけなので、モチベーションは当然上がりません。
おまけに、知識のないうちはAGAによる薄毛は改善しただけなのに、完治した気になってしまったり、そうであって欲しいという願望が生まれることもあります。
また、薄毛対策は少しサボったからといって、すぐに髪の毛に変化があるわけでもありません。
なので、薄毛対策自体をサボってしまったり、作業が雑になってしまったりもします。
そうすると、次第に抜け毛が増えていき、慌てた時にはもうすでに手遅れ(薄毛に逆戻り)なんて事も十分にあり得ます。
ちなみにこれは私自身の経験談でもあります。
先程話したように薄毛対策の効果が薄くなる可能性含め、薄毛対策をやめなくても薄毛に戻ることはあるので、油断せず丁寧な薄毛対策を心掛けてください。
そして、何度も言いますが健康的な生活も送るように心掛けてみてください。