薄毛が気になりだしてから薄毛対策を選び実践するまでの流れ

自分が薄毛かもしれないと思ったらどうしますか?
たいていの人はショックを受けるでしょうが、それと同時に
●薄毛の原因は何なのか?
●薄毛は治すことができるのか?
●どんな薄毛対策を行えばいいのか?
といった事を調べ始めると思います。
しかし、闇雲に調べてみても時間がかかってしまうので、私がこれまでに行ってきた薄毛対策の経験からどういった流れで薄毛対策に取り組んでいけばいいのかを纏めてみました。
この手順どおりに進めていくことで、無駄なく薄毛対策を進められると思います。
薄毛の原因がAGAなのかを調べる
男性の薄毛の原因としてもっとも多いのが、AGA(男性型脱毛症)になります。
薄毛を自覚したらまず最初に薄毛の原因がAGAによるものなのかどうかを診断する必要があります。
AGA診断を行う
『診断』と聞いたらいきなりAGAクリニックに通わなければいけないのかと思ったかもしれませんが、自分がAGAなのかどうかは、自宅でとても簡単に診断を行えます。
もちろん正確な診断を行うためにはAGAクリックなどで見てもらう必要があるのですが、まずは下の記事を参考にしながら自分自身で診断してみましょう。
もしAGAの疑いがあると判断した場合には、あなたの薄毛の原因はAGAである可能性が高いと言えます。
そのときは、自分の薄毛がハミルトンノーウッド分類(高島分類)のⅠ型~Ⅶ型までのどれに該当しているのかも、しっかりと把握しておきましょう。※AGAの可能性があるときのみ
ハゲの遺伝を受け継いでいるかを調べる
次にAGAと判断しなかった場合ですが、念の為にもう一点だけ確認する必要があります。
まずは自分のおじいちゃん(母親のお父さん)の髪の毛を思い出してみてください。
もしおじいちゃんが薄毛でなかったとしたら、あなたの薄毛の原因はAGAによるものではない可能性が高いと言えるでしょう。
しかし、大抵のお年寄りはすでに薄毛になっていると思います。
その時はおじいちゃんが何歳くらいから薄毛になったのかを確認してください。
お母さんに聞いてもいいですし、ご健在ならおじいさん本人に聞いてもいいでしょう。
もしおじいちゃんも薄毛になる時期が早ければ早いほど、あなたの薄毛の原因はAGAである可能性が高くなりますし、逆に遅かったのだとしたら、AGAの可能性は低いのではないかと考えられます。
なぜこういった話をするのかと言うと、AGAの主な原因は遺伝によるもので、母方のおじいさんの影響を強く受けています。
遺伝のメカニズムの詳しい話は省略しますが、おじいさんの薄毛が遺伝する確率は50%~75%と言われているので、結構な確率で遺伝するということになります。
なので、おじいちゃんが薄毛になった時期を知ることで、自分がAGAを発症する時期の目安として利用することができます。
薄毛の隠し方を決める
次に薄毛の隠し方について考えておく必要があります。
こちらの方が緊急性があるので、どんな薄毛対策を行うかよりも先に決めておく必要があります。
●髪型で誤魔化すのか?
●スーパーミリオンヘアーのような粉を吹きかけて誤魔化すのか?
●カツラを利用するのか?
選択肢はそんなに多くはありませんが、どうやって隠すのかを決めましょう。
もちろん、薄毛は隠さなくてもいいというのであれば、それでも構いません。
なお、ここで注意してほしいのは、薄毛の原因がAGAかもしれない場合は、更に薄毛が進行していく可能性があるということです。
薄毛対策を行ってすぐに髪の毛が生えてくるわけではないので、他人に薄毛がバレたくない人であれば、そのへんの所も考慮する必要があります。
薄毛対策を選ぶ
薄毛の隠し方を決めたら、次はメインとなるどんな薄毛対策を行うかを決める番になります。
AGAの可能性が低い場合
まず、薄毛の原因がAGAでない可能性が高い人は、すなおに「皮膚科」に通ったほうがいいと思います。
脱毛症にはAGA(男性型脱毛症)以外にも、円形脱毛症、粃糠(ひこう)性脱毛症など様々なものがあります。
その診断は医者でもない人ができるわけがないので、皮膚科でみてもらうのが一番です。
もし、AGAの可能性を捨てきれないのであれば、AGAの治療も行える皮膚科を選ぶことで、より正確なAGA診断を行ってもらえます。
AGA治療を行える皮膚科については下のリンクから探すことができるので、皮膚科を探す際にはぜひ利用してみてください。
AGAの可能性が高い場合
薄毛の原因がAGAの可能性が高い場合には、AGAについて理解した後に薄毛対策を選ぶことになります。
AGAを正しく理解する
まずはAGAよって薄毛になる仕組みを知る必要があるのですが、AGA診断を行うの際の『薄毛の原因がAGA(男性型脱毛症)によるものかを判断する簡単な方法』という記事を最後まで読んでもらっていたら、理解してもらえていると思います。
しかし、最後まで読んでないという人は下のリンクから再確認してみてください。
そして、AGAによる薄毛は完治させることはほぼ不可能なので、薄毛を改善できたとしてもリバウンドしないように、髪の毛を維持させるための予防を続ける必要があるということも理解しておいてください。
薄毛対策の選び方
AGAを改善させるための薄毛対策には様々なものがありますが、AGAの進行状況に応じた薄毛対策を選ぶことが大事になってきます。
例えば、発毛剤を使って薄毛を改善させたいと考えてたとしても、薄毛がかなり進行してしまっていれば、薄毛を改善できるかどうかも分かりませんし、仮にできたとしてもかなりの日数を要してしまいます。
そうならないように、まずはハミルトンノーウッド分類(高島分類)から自分の薄毛の進行状況を確認して、それにあった薄毛対策を選択するようにしましょう。
なお、どんな薄毛対策を選べばいいのかについては、下の記事を参考にしてみてください。
薄毛対策を実践する際の注意点
薄毛対策を始めたからといってすぐに髪の毛が増えるわけではありません。
髪の毛にはヘアサイクルというものがあり、どうしても生えてくるまでに時間がかかってしまいます。
薄毛対策にAGAクリニックやAGA治療を行える皮膚科を選択した人は医者の指示に従えばいいのですが、個人での薄毛対策を選択した人は結果がなかなかでないと不安に感じるかもしれません。
そんな時は他の薄毛対策が気になるかもしれませんが、よそ見などしないで最低半年間は続けてみてください。もしそれでも効果が見られないようならば、その時に別の選択肢を考えてみましょう。
薄毛対策に焦りは禁物です。
それと、どうしても早く確実に薄毛を改善させたいというのならば、薄毛の進行状況に関係なくAGAクリニックを選択するのが確実だと思います。
『AGAの進行状況から選ぶおすすめの薄毛対策』の中では、ハミルトンノーウッド分類(高島分類)Ⅲ型以降でAGAクリニックをすすめていますが、Ⅰ型から選んでも全然かまいません。
しかし、AGAクリニックではミノキシジルやフィナステリドを使った治療がメインとなるのですが、副作用が起きる可能性があるので、下の記事だけは確認しておいてください。
なお、文章が長いと感じたら、見出しの『フィナステリドの副作用』、『ミノキシジルの副作用』のところだけでも読んでおいてください。
ミノキシジルとフィナステリドの個人輸入について
ミノキシジルタブレットとフィナステリドを個人輸入代行を使って手に入れて、服用している人も多いのですが、これをしてはいけません。
皆さん安易に利用していますが、副作用が起きる可能性含め、これらを使いこなすのは相当難しいです。
特にミノキシジルの初期脱毛については、びっくりするくらい抜け毛が増える恐れもあるので、後で後悔しないためにも個人輸入での購入はやめておきましょう。
最後に
薄毛対策で大事なことは、薄毛の進行状況に応じた薄毛対策を選び、それを根気強く続けることです。
今回ここで紹介した手順通りに実行していけば、薄毛対策で失敗する可能性は低くなります。
それと、AGAであってほしくないとの願望や「ほっとけばそのうち治るだろう」といった安易な考えは捨てて、1日も早く現実を受け入れることも大事なことです。
AGAを完治させることは難しいですが、薄毛を改善させることは十分可能な世の中になっています。
「自分は薄毛になったかも?」と思うのであれば、ここまでの流れに沿った形で薄毛対策を始めてみてください。