薄毛対策で効果が出ないときに確認したい3つのポイント

薄毛対策をはじめてみても、なかなか結果がでなければ、
「本当に髪の毛は増えるのだろうか」
といった不安を感じてしまうこともあるかと思います。
そういったときは、
「他にもっといい方法があるのではないか」
と考えてしまい、別の薄毛対策を探してしまいがちなのですが、結果が出ない原因は商品やサービスの方ではなくて、もしかしたら自分自身の方にあるかもしれません。
その可能性を排除するためにも、これから説明する以下の点を確認してみてください。
薄毛対策期間が短すぎる
髪の毛はすぐには生えてくるものではありません。
AGA(男性型脱毛症)により抜けた場合は特にです。
上の画像をみてもらうと、髪の毛の根元の所に毛乳頭(黄色い丸の部分)があり、その周りに毛母細胞(赤い丸の部分)があります。
髪の毛は毛乳頭から栄養を受け取った毛母細胞が分裂を繰り返しながら作られていきます。
また、髪の毛にはヘアサイクルというものがあって、
『成長期』→『退行期』→『休止期』
と推移し最期は抜け落ちていきます。
普通はそこからまた新たな髪の毛がはえてくるのですが、抜けてすぐに生えてくるというものではありません。
しかも、AGAを発症すると、毛乳頭から毛母細胞に『脱毛指令』が送られてしまうので、毛母細胞が活動をやめて髪の毛が作られにくくなってしまいます。
なので、髪の毛を生やすためには、脱毛指令を抑えたり、活動しなくなった毛母細胞の活動を促す必要があるのですが、それらに効果があると言われている商品やサービスを利用したとしても、すぐに効果を感じられるものではありません。
ミノキシジルタブレットを服用すればひと月ほどで効果を感じられる場合もありますが、普通は最低でも3か月~半年はかかると見ておいた方がいいと思います。
もし、それよりも薄毛対策期間が短いのだとしたら、今行っている薄毛対策をもうしばらくやり続けてみてください。
正しい使い方をしていない
どんなにすばらしい商品を使っていたとしても、正しい使い方をしなければ、効果がでなかったとしても仕方ありません。
例えば、薄毛の原因となっている5アルファリダクターゼ(Ⅱ型)を阻害する効果のあるプロペシア(成分:フィナステリド)という商品がありますが、プロペシアは毎日服用する必要があります。
それなのに、プロペシアを飲んだり飲まなかったりしていたら、効果が出なかったとしても仕方ありません。
他の商品であっても同じで、正しい使い方をしないことには、正しい効果は得られません。
面倒かもしれませんが、どんな商品であっても必ず『取扱説明書』をしっかり読んで、正しい使い方をする必要があります。
薄毛の進行状況と薄毛対策が合っていない
例えば『風邪』を引いた場合、症状が軽ければ家で安静にしているだけで治せるかもしれませんが、熱もでて咳も止まらなくなってと症状がヒドくなれば、市販の薬を飲まないといけなくなりますし、さらに症状が悪化したら、病院で治療を行う必要がでてきます。
このように同じ風邪でも症状に応じて治療方法は違ってくるのですが、薄毛対策も同じで症状によって行うべき薄毛対策は当然違ってきます。
ここが間違っていると薄毛を改善できないかもしれないので、以下の記事を参考にして自らの薄毛の進行状況と薄毛対策があっているのかどうかを確認してみてください。
もし、合っていないとするならば、薄毛の進行状況に合った薄毛対策に変更する必要があります。
まとめ
薄毛対策がうまくいっていない時には、
●薄毛対策期間が短すぎるんじゃないか?
●正しい使い方をしていないんじゃないか?
●薄毛の進行状況と薄毛対策が合っていないんじゃないか?
を疑い、確認してみることが大切です。
薄毛対策は『正しい知識』と『正しい方法』で行うことで効果を発揮します。
なかには『当たり前』の事だと思った人もいるでしょうが、当たり前の事を当たり前に行うことが意外と出来てなかったりするものなので、薄毛対策で効果が出ないと思ったのなら、ここで紹介した3つのポイントについて、しっかりと確認してみてください。