短髪と長髪とではどちらがハゲやすいか?

髪の毛の長さがハゲるかどうかに影響を与えるのか?
抜け毛・薄毛で悩んでいる人だったら、一度は考えた事があるかもしれません。
かく言う私も、短髪の方が髪への栄養分も少なくて済むので、ハゲにくくなるんじゃないかと考えてみたり、
長髪の方が栄養がたくさん必要な分、髪の毛が活動的になり、逆にハゲにくいのかもと考えたりもしました。
AGA (男性型脱毛症)に関する知識が増えてくれば馬鹿らしい話ではあるのですが、実際に試してみなければ気が済まない性分の私は、あえて短髪にしてみたり、仕事に影響しない程度の長髪(本麒麟のCMの江口洋介くらい)にしてみたこともありました。
それで、実際のところ髪の毛の長さが、ハゲるかどうかに影響があったかなかったか?
について、これから話して行こうと思います。
目次
短髪と長髪とではどちらがハゲやすいか?
私はこれまで、自分自身のハゲを何度も改善させてきました。
「おぉ凄い」
なんて思った人もいるかもしれませんが、要は増えた髪の毛を維持できずに、何度も失敗を繰り返してきたわけです。
しかし、ここ5〜6年は髪の毛をキープし続けられています。
その間、薄毛期間中は、薄毛が目立ちにくい髪型にして、それでもカバーできない箇所はスーパーミリオンヘアーでカバーしていたのですが、髪の毛が生えそろってる状態の時は、短髪にも長髪ぎみにもしてきました。
が、そこで実感したのは、ハゲるかどうかに、髪の長さはあまり関係ないと言う事です。
AGAは完治することがないので、髪の毛が増えた後も、薄毛対策をしなければ再びハゲに戻ってしまうのですが、薄毛対策があっていれば、髪の長さ関係なく薄毛になりにくくなりますし、薄毛対策があっていなければ、短髪だろうが、長髪だろうがバンバン髪の毛は抜けていきました。
もちろん、薄毛対策をさぼりまくっていてた時の抜け毛の量は最悪です。
これに焦って、ミノキシジルタブレットを服用したときには、初期脱毛まで加わり髪の毛をかき上げるだけで髪の毛がポロポロ抜けていきました。
その時は何か別の病気を疑ったほど心配もしました。
しかし、そこには髪の毛の長さは関係していません。短髪長髪関係なく抜けるべくして抜けています。
なので、AGA予防のために、髪の長さや髪型等については、特に気にすることはない※かと思います。
※毛染めやパーマは、種類によっては影響があるかも知れませんので、行きつけの美容院・理容室に相談するといいでしょう。
ハゲてきたときの髪型はどうすればいい?
しかし、抜け毛が増えてくると、毛量の関係で好きな髪型にするのが難しくなってきたり、薄毛が目立つようになってくる恐れがあります。
それでも人によっては、
「ハゲがばれてもいい」
という人もいるょうし、
ハゲが目立つ箇所は、
「スーパーミリオンヘアーよのうなパウダーで隠すとから大丈夫。」
なんて人もいるでしょう。
しかし、多くの人は、
「できれば自分の髪の毛のみでハゲを隠したい」
って思いますよね。
パウダーも水に弱かったりするし、100%万全というわけでもありませんしね。
そうなると、ハゲがバレにくい髪型に変える必要があるのですが、一口にハゲといっても、ハゲ方は人それぞれ違っています。
・おでこがM字にハゲてる人
・つむじがハゲてる人
・おでこ&つむじがハゲてる人
・おでこからつむじにかけて全体的に薄くなっている人
など、様々なパターンがあり、また、同じパターンでも、軽いものから重いものまであるので、
「どんなハゲでも隠せる髪型」
なんてものは当然ながら存在しません。
しかし、髪の毛はセンター等から分けるよりも、
一方方向から流した方が、ハゲてる箇所を隠しやすいので、薄毛の人では、
オールバックや七三分けのような髪型をしている人が多いですよね。
有名どころだと、タモリさんはオールバックにしていますし、
AGA治療をはじめてからのナイナイ岡村さんは、七三分けにしている事が多いです。
菅総理を見習え
いつまで続くかはわかりませんが、2021年8月現在の我が国のトップである菅義偉総理は、自民党の毛髪の乏しい議員で結成された「日本を明るくする会(通称ハゲ議連)」の「名誉総裁」に就任しているそうです。
自他ともに認めるハゲってわけね。
そんな菅総理の髪型は、七三分けなのですが、ぱっと見ハゲって感じはしないですよね。
私が知らないだけかも知れませんが、ハゲいじりをされる事なんかもないように思います。
もちろん、よくよく見ると、おでこも大分広がり、毛量が少ないのはわかるのですが、ハゲをうまく隠せています。(髪が真っ黒でないというのもありますが)
七三分けなんてかっこ悪い?
なんていうのも一昔前までの話で、サイトを刈り上げたりアレンジを加えたりする事で、カッコよく仕上げる事も可能です。
きっと菅さんも多少のハゲなら七三分けにする方が
「安心・安全」
だと答えてくれる事でしょう。
オリンピックよりも、こちらの「安心・安全」方が信憑性はあるかと思います。(笑)
最後に
私の検証結果だけだと不安だという方もいるかもしれませんね。
少し小難しい話になってしまいますが、
AGAの原因は男性ホルモンのテストステロンが活性化した5αリダクターゼという酵素と結びつくことで、ジヒドロテストステロン(DHT)に変化することが発端となっています。
これが原因となって、最終的には脱毛指令が出されて、髪の毛を作っている
毛母細胞という細胞が、髪の毛を作るのを止めてしまうことで、髪の毛が早々と抜け毛となり、そして生えにくくなってしまいます。
また、なぜそうなるのかについては遺伝の影響が大きいと言われています。AGA のすべてが解明したわけではありませんが、概ねこんな感じのようです。
すべてが解明してない以上、断定はできないのですが、髪の長さがAGAに関知しているなんて事は、ほぼほぼないと思います。
だから、抜け毛や薄毛が気になったとしても、髪の毛の長さなんかは気にせずに、AGAの予防や発毛に全力を注ぐようにしましょう。