20代男性がひと月に使う薄毛対策費5,549円で髪の毛を増やす方法!

リクルートライスタイルの美容に関する調査研究機関、ホットペッパービューティーアカデミーが実施した【薄毛に関する意識調査2019】によると、男性が薄毛対策にかけているひと月の平均金額は以下のようになっています。
20代:5,549円
30代:4,074円
40代:3,781円
50代:3,552円
60代:3,581円
この結果を見てどう思いましたか?
あくまで平均金額ということなので、薄毛で悩んでる人であってもまったくお金をかけずに髪型で誤魔化すだけの人もいれば、AGAクリニックで治療を受けてる人まで様々です。
それでも見た目や異性がより気になる20代で5,549円だと知って、「正直少ないなぁ」という感想を持ちました。
また、年代が上がるにつれて、さらにその費用は下がっていきます。
もちろん、費用は安いに越したことはないのですが、それで本当に薄毛は改善できるのだろうか?
そんな疑問を持った私は、5,549円未満で薄毛を改善できる方法を考えてみました。
目次
個人輸入代行を利用するのはNG
個人輸入代行を利用してミノキシジルタブレットとフィナステリドを購入すれば、余裕でクリアできるのですが、これはやるべきではありません。
特にミノキシジルタブレットについては、日本皮膚科学会が公開しているガイドライン『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』の中でも「使用すべきでない」といってることから、AGAクリニックであっても、使用してないところもあります。
医師の診断なくして、薬を使用するのは危険な行為なので、こちらは除外します。しかし、これを記載してないと「そんなことも知らないのか?」なんて思われるといけないので、一応記載しておきました・・笑
薄毛を改善できる育毛剤はあるか?
育毛剤で髪の毛を増やすことも不可能ではないのですが、それを可能とする育毛剤の数はそれほど多くはありませんし、相性も重要となってきます。
それにそういった育毛剤はそれなりの値段がするので、5000円代での購入はまず不可能です。
しかし、積極的におすすめすることはありませんが、値段は安くても初期の薄毛だったら改善できるかもしれない商品ならいくつか存在しています。
サクセス バイタルチャージ
花王の『サクセス バイタルチャージ』は有効成分にt-フラバノンが配合されています。
t-フラバノンは、花王が独自に開発した育毛成分で
毛母細胞増殖促進効果
髪の毛の退行期への移行を抑え、成長期を保つ効果
抜け毛を防ぐ効果
などが期待できます。
日本皮膚科学会が公開している『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』では、t-フラバノンの外用は行ってもよい(推奨度C1※)という評価です。
※最高評価はAで高い順に、A、B、C1、C2、D
コスパは本当に最高なので、へたな育毛剤を購入するくらいなら、まずはサクセス バイタルチャージを試してみてもいいのではないかと思います。
薬用アデノゲンEX
資生堂『薬用アデノゲンEX』は、有効成分にアデノシンが配合されています。
アデノシンは、発毛・育毛に重要な役割を果たす成長因子であるFGF-7の産生を促すと言われています。
日本皮膚科学会が公開している『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』では、アデノシンの外用は行うよう勧める(推奨度B)という評価です。
なお、アデノシンについてはさらに詳細な記事がありますので、興味のある方はこちらも参照してみてください。
アデノゲンEXは、150mLを購入すると朝晩使って1か月、300mLを購入すると朝晩使って2か月使用できます。
NFカロヤンガッシュ
NFカロヤンガッシュは第3類医薬品となるため正式には育毛剤ではないのですが、効果が期待できるので紹介しておきたいと思います。
NFカロヤンガッシュには、有効成分としてカルプロニウム塩化物が2%配合されています。
カルプロニウム塩化物には血行促進の効能があり、それによって毛乳頭に栄養分が与えられ発毛を促進する効能が期待できます。
フロジンやアロビックスなどとも呼ばれ、AGAクリニックや皮膚科などでも処方するところがあります。
しかし、クリニックで処方する場合は、カルプロニウム塩化物が単体で処方されるわけではなく、フィナステリドなどと同時に処方されます。
また、日本皮膚科学会が公開しているガイドラインでは、カルプロニウム塩化物の外用を行ってもよい(推奨度C1)という評価でとどまっています。
とはいえ、t-フラバノンやアデノシンと違い、多くのクリニックで処方されてることから、この中ではより期待が出来るのではないかと思っています。
NFカロヤンガッシュがロングセラー商品なのも、薄毛の改善に一定の効果があるからだと思います。
お金のかかるイメージのあるAGAクリニックはどうか?
薄毛を改善させるには、
●ミノキシジルタブレット+フィナステリド
薄毛が改善したあとその状態をキープするのには、
●フィナステリド
を使用するのが一般的な治療になります。
そのなかでフィナステリドの役目は、AGAの原因となってるDHT(ジヒドロテストステロン)を抑制することにあります。
そのことから「フィナステリド=防御」のイメージがあるのですが、DHTが抑制されることで、今まで髪の毛が生えにくかったところからも、髪の毛が生えやすくなります。
その結果、薄毛の状態が深刻なものでなければ、フィナステリドだけでも薄毛を改善させることが可能となります。
それに、フィナステリドのみを使うことで、ミノキシジルタブレットなど他の薬を使用しない分、値段が安く済みます。
それでもAGAクリニックで処方してもらうとすると、それなりに費用がかかってしまうのですが、 G.グリーンクリニックを利用すれば、ひと月わすが3000円(とめるプラン)でフィナステリドを処方してもらうことができます。
それ以外も、他のAGAクリニックと比べると大変お求めやすく、分かりやすい価格設定になっていますし、来院での診察のほか「オンライン(遠隔診療)が受けられるので、全国どこからでも同じ治療が受けられます。
5,549円未満の発毛剤はあるか?
髪の毛を増やすとなるとやはり発毛剤ということになります。
発毛剤市場は長年大正製薬のリアップが独占した状態でした。それでも人気のある育毛剤よりは安く購入できたのですが、さすがに5000円代での購入となると、ほぼ不可能ともいえました。
しかし、リアップの特許がきれて他社も発毛剤市場に参加できるようになったことで、複数の発毛剤が販売されるようになりました。そのなかにはジェネリック医薬品らしく、かなりお求め易い値段の商品もあります。
値段は日々変動するので断定はできないのですが、20代男性だけでなく、薄毛対策にあまりお金をかけない50代男性、60代男性であっても手が届きそうな値段になってます。
消費税は10%に上がってしまいましたが、これから紹介する商品を選んでしまえば、その影響はほとんど感じずにすむでしょう。
もちろんミノキシジルは5%配合されてて、他の発毛剤より劣っているわけではないので安心してください。
宣伝・広告にお金をかけてるかどうかの違いだけです。
ミノアップ
ミノアップはジェネリック医薬品でおなじみの東和薬品から販売されてる発毛剤になります。
東和薬品の商品と言うことで、同じジェネリック医薬品の中でも安心感が違います。
ミノグロウ
ミノグロウは岩城製薬から販売されてる発毛剤になります
値段はとても安いので、値段のみで選ぶならミノグロウを購入するといいでしょう。
その他の薄毛対策
発毛剤やAGAクリニックを利用するのもいいですが、低出力レーザーを頭皮に照射するという方法もあります。
そのなかでも注目なのが『ヘアマックス』で、アメリカの厚生省にあたるFDA(アメリカ食品医薬品局)もその効果を認めています。
また、ヘアマックスに限定しているわけではありませんが、日本皮膚科学会が公開している『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』では、低出力レーザー照射は行うよう勧める(推奨度B)という評価になっています。
アメリカの公的機関と日本の著名な団体がその効果を認めてるので、ヘアマックス(低出力レーザー照射)による薄毛対策は、有効な手段であることに間違いはないと思います。
なお、ヘアマックの購入費用は5,549円を軽くオーバーしてしまうのですが、10年~15年も使用することができます。月に換算するとかなり安い値段で薄毛対策ができることになるので、コスパはかなりいい商品と言えるでしょう。
気になった方は、公式サイトだけでも覗いてみたらいいかと思います。
それから、キャンペーンコードが知りたくなる人もいるかもしれないので、一応こちらに記載しておきます。
最後に
薄毛対策はそれなりにお金がかかるものだと思っていたのですが、そんなこともないということが、今回調べてみてわかりました。
競争の激しい業界だからこそ、値段で勝負する商品やサービスが生まれやすいんだと思います。
特に発毛剤が安価で買えるようになったことは、大変ありがたいです。
また、同じような商品であっても、値段の高いメジャーな商品と、値段の安いマイナーな商品を比べてみると、中身はほとんど変わらないといったケースもあります。
商品を購入するときは、人気や知名度に惑わさせることなく、賢い選択をするようにしましょう。